低圧CV/IVケーブル

600V CV (2C・3C・4C)ケーブル

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仕様書

仕様書については、弊社営業担当:郭(カク)kinoko@nbkibor.comまたは お問い合わせ ページよりリクエストをご送信ください。

Q & A

CV-2CとCV-3Cでは許容電流が異なりますが、その理由は?

心線数が増えるとケーブル内部の発熱量が増加し、放熱性が悪化するためです。同じサイズでも、CV-1Cに比べCV-3Cは放熱が難しく、許容電流値が低く設定されています。例えば60sqの場合、CV-1Cは255A、CV-3Cは190Aとなります。

電線管にCVケーブルを通す際の注意点は?

占積率(電線管の断面積に対するケーブル断面積の合計の割合)に注意が必要です。一般的に、電線管の内径は収容するケーブルの外径合計に対して十分な余裕を持たせます。急な曲げは絶縁体やシースを傷めるため、曲げ半径はケーブル外径の6倍以上を確保します。

屋外でCVケーブルを露出敷設する場合の寿命は?

直射日光や風雨に曝されるため、屋内敷設に比べて寿命は短くなります。適切に施工された場合でも、期待寿命は25年程度と見込むべきです。紫外線による被覆の劣化を防ぐため、耐候性カバーやケーブルラックの使用が推奨されます。

既存のCVケーブルをより大きな負荷で使用できますか?

絶対に避けるべきです。許容電流を超える電流を流すと、発熱により絶縁体が劣化し、短絡や地絡事故の原因となります。負荷が増加した場合は、適切なサイズのケーブルに交換する必要があります。