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業界インサイト
2026-02-24

アルミ導体 vs 銅導体:なぜアルミケーブルが業界の賢い選択なのか?


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データ出典:日本経済新聞

現在の銅ベース・銅建値2298(単位:千円/トン)

更新日2026/02/24

 

世界のエネルギー変革の波の中で、ケーブルは電力伝送の「血管」として、その導体材料の選択がプロジェクトのコスト、施工効率、長期的な性能に直接影響を与えます。今回は、この記事を通じて、アルミケーブルと銅ケーブルの特徴を客観的に解説し、お客様のプロジェクトにおけるより賢明な選択をお手伝いします。

 

一、アルミ導体の核心的メリット

①顕著なコスト優位性

アルミの価格は銅よりもはるかに低く、現在のLMEベースの銅価格は約13,000ドル/トンで推移しているのに対し、アルミは約3,090ドル/トン(2026年2月23日時点)です。これは、同じ導電能力の場合、アルミ導体の材料コストを銅導体と比較して約40〜60%削減できることを意味します。大規模プロジェクト(太陽光発電所、産業団地、インフラ工事など)では、このコスト差は極めて大きな全体節約につながります。

②軽量化による施工の利便性

アルミの重量は銅の約1/3(同じ体積の場合)です。これにより以下のメリットが生まれます:

・輸送コストの低減:アルミケーブルは銅ケーブルに比べて大幅に軽量であるため、持ち運び、輸送、設置が容易です。

・施工性の向上:アルミニウムは軽量であるため、重量を最小限に抑えることが最優先事項となる用途において大きなメリットとなります。

③優れた耐食性

アルミは空気中で自然に緻密な酸化皮膜を形成し、この皮膜が内部導体をさらなる腐食から効果的に保護します。これにより、アルミケーブルは屋外、湿気の多い場所、または工業環境で優れた性能を発揮し、特に太陽光発電や風力発電などの新エネルギープロジェクトに適しています。

④良好な導電性対重量比

アルミの導電率は銅の約61%ですが、その重量は銅の約1/3です。これは、同じ重量であれば、アルミはより多くの電流を伝送できることを意味します。これこそが、架空送電線でアルミ導体が広く採用されている理由です。

 

二、アルミケーブルの適用シーン

①太陽光発電所

・直流側ケーブルへのアルミ導体の採用は国際的なトレンド

・軽量化:架台の負荷を低減

・コスト優位性:大規模プロジェクトでメリットが顕著

②産業用配電

・アルミニウム導体の採用により、大規模プロジェクトでの材料コストを削減

・軽量であるため、取り扱いや設置が容易

③中・高圧電力伝送

· アルミケーブルは6.6-33kV中圧ケーブルで安定した性能を発揮し、風力発電や鉱工業施設で広く採用

 

三、今後の見通し

世界的なエネルギー転換の加速に伴い、アルミ導体の応用は急速に拡大しています:

1. 新エネルギーの爆発的成長:太陽光発電、蓄電、風力発電プロジェクトでは、アルミケーブルが主流の選択肢に

2. 技術進歩:材料科学の進歩により、強度が向上したアルミニウム合金が開発され、あらゆる過酷な環境に適したものとなっています。

3. アルミニウムは資源量が豊富でリサイクルが容易であり、環境負荷低減の観点からも注目されています。

4. コスト圧力:国際的な銅価格の高止まりにより、アルミニウムの経済性が一層顕著になっています。

 

Kibor Cableはケーブル業界で長年経験を積み、プロジェクトでアルミ導体ケーブルの採用をご検討中でしたら、ぜひお気軽に当社まで技術サポートやサンプルテストをご依頼ください。Kibor Cableが専門的な選定アドバイスと信頼性の高い製品ソリューションを提供いたします。